古賀政男から美空ひばりまで昭和歌謡の名曲を慰問演奏。音楽ボランティアグループ“おもひでチューズデー”


































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6/22(土)虎ノ門に少年兵の方が!

22日(土)に訪問した「虎ノ門高齢者在宅サービスセンター」ですが、いつも通り1曲目の「影を慕いて」から利用者の皆さんが元気よく唄ってくれました。80代の方たちが中心ですが、やはりこの施設も男性が増えて来ました。


虎ノ門では毎回、いろいろな方との出会いがありますが、今回もやっぱりいらっしゃいました!


この日の3曲目「誰か故郷を想わざる」の後、もりちゃんが「この曲は霧島昇の歌で昭和15年に発売されたけど国内ではヒットしなかった。けれど、中国の戦地を慰問に訪れた渡辺はま子がこの歌を唄うと、そこに居合わせた兵士が望郷の思いから全員が涙し、満場が涙に包まれた。」という話を紹介しました。


そして、次の曲「かえり船」に行こうとしたら、前列のはじのテーブルに座っていたおじいちゃんが手を上げています。大正琴のあさきちゃんが気が付いてくれたので、もりちゃんが「なんでしょうか?」と聞きました。


そうしたら、なんと戦争中に「少年兵」として上海にいた時、慰問に来た渡辺はま子が唄う「誰か故郷を想わざる」を、直接、聴いたというおじいちゃんでした。我々に話してるうちに感情が高ぶって、途中から涙声になってしまいましたが懐かしかったのでしょう、次の「かえり船」の時もずっと涙を貯めていられました。


そして、この日は演奏時間の延長も許していただき、最後のアンコール曲「青い山脈」まで1時間30分間、大盛り上がりでした。


終わってから前に座っているおばあちゃんたちが話していました。


「こんなに大きな声を出したのは、久しぶり!」、「声が枯れちゃった!」、「昔の歌はいいわねえ…」、そして、こっちを見て「絶対にまた来て下さいね!。


これだから「音楽ボランティア」は止められません!




投稿者 tuesday : 2013年06月24日


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