古賀政男から美空ひばりまで昭和歌謡の名曲を慰問演奏。音楽ボランティアグループ“おもひでチューズデー”


































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9/9:盛り上がった昭和歌謡ライブ

きのう「Kayou情報」でお知らせしていた、昭和歌謡ライブが開催されました。場所は四谷三丁目のライブハウスで、「ソーケーズロック」というその名のとおり、普段はロックを中心としたライブハイスで、およそ「昭和歌謡」とはミスマッチなところ。なんでここでかと言えば、ベースの藤田君の定小屋なのですね。彼はここで3ヶ月に1度くらいのペースでライブを開いているのです。(もちろん昭和歌謡ではありませんが)


今回のライブの企画はレキントギターのもりちゃん。昭和歌謡ライブは彼の長年の夢だったようです。観客動員から準備、そして当日は名前を聞けば誰でも知っているムード歌謡の大御所の歌手が出演してくれたのですが、その出演交渉、さらには本番の司会進行と、一人何役もこなし、まさに大車輪の活躍でした。もりちゃん、本当にご苦労様。


本番は第1部がわれわれおもひでチューズデーの演奏。あらたに「国境の町」を加えた12曲を、いつものとおりデコさんのボーカルで演奏しました。お客さんはいつものご老人ではなく、30~50代のかたがたで、いったい曲を分かってもらえるのだろうかと思ってましたが、案ずるよりも生むが易しとはこのこと。それなりに楽しんでもらえたようです。考えてみれば演奏する自分達と同年代なのですから、曲を知ってて当たり前なのかも知れませんが。


第2部はプロのライブ。さすがにプロ!その歌唱力は当然のことながら、場の雰囲気を読んで軽妙洒脱な語りでお客さんを楽しませる話術はさすが。会場が一気に盛り上がりました。もりちゃんがバックバンドに加わっての「小樽の人よ」「君は心の妻だから」は、お客さんから大喝采を受けました。


そして第3部。第3部は藤田君がリーダーをつとめるバンドのバックで、お客さんに“最近”の昭和歌謡を歌っていただく企画。集まってくれたお客さんが、基本的には演奏者の誰かと知り合いということもあるのでしょうが、これも大変な盛り上がりで、最後は老若男女(お客様の最高齢は77歳でした)集い合っての「神田川」の大合唱(ちょっと曲調とは不似合いではありましたが)で約3時間半のライブは幕を閉じたのでした。


64年と言う長い昭和の時代。戦前・戦中・戦後ぞして高度成長といくつもの節目がありました。そしてその時々に花開いた歌がありました。今平成の世になっても、そうした歌の多くが自分達の心の中に、その時々の自分の生き様とともに残っているようです。そういった意味で、昭和歌謡は決してお年寄り達だけのためのものではなく、社会に現役としてかかわっている人たちにとっても、勇気づけ励ましてくれるものなのかもしれません。



投稿者 tuesday : 2006年09月10日


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