古賀政男から美空ひばりまで昭和歌謡の名曲を慰問演奏。音楽ボランティアグループ“おもひでチューズデー”


































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花火!!の楽しみ方。

  続けて、花火のお話は続く!
花火が打上玉の種類についてです。知ってるようで知らないことかも。

花火が上空で開いた形、スターマイン(噴水のような)はご存知でしょうが、他に、菊(菊のご紋のような)


牡丹(一発の中でいろの変化を見ることができます)三重芯、四重芯、八重芯などあります。

柳(まさに柳の木のような)、大柳(柳よりも大きい流れるような柳の木)
小割り(線香花火の大きいのと想像してください。パチパチという感じ?)
土星(創作花火で、土星のよう)
などなど・・・。

{玉の座り} 美しい花火に開くには{玉の座り}が大切で、発射された玉が空に上がり、ちょうど
上昇力を失い落下する瞬間の静止状態にあることで、この一瞬で破裂することが理想とのこと。
これより、早くても遅くても玉の運動方向(上昇・下降)に星が偏って放出され、美しく球形に開くことが
できません。つまり、


均等な星ー均整のとれた盆玉の座りが良いのです。

{割口}  玉が座ったところで点火し、星が一斉に飛び散る瞬間のことを「割り口」と言います。
すべての星が同時に均等に飛び散らなければなりません。

{盆}   盆とは玉の開いたときの形で、どれだけ均整のとれたきれいな球形に見えるかが
      良い花火のポイント。その開いた直径は基本的には玉の号数でだいたい決まっていますが、
      開いた時の直径が大きい=盆が大きいことも良い花火の条件です。
      そして、盆の大きさや星の飛ぶスピードなどには作り手の個性が表れます。
      例えば同じ盆の大きさでも、瞬間的にすばやく開く玉はとても男性的で豪快!
      対象的にややゆっくりと大きく開く玉は女性的で優雅なおおらかさを感じます。

{星が泳ぐ・抜け星}  
      いくつかの星に着火せず、そこだけ黒く抜けてしまう場合があり、抜け星と言います。
      また、星がいびつ、あるいは表面の燃焼が均等でない等の理由で軌跡が曲がってしまったり
      蛇行したりする場合も星が泳ぐといってよい花火とはいえません。
      ただし、最初から星が不規則な運動をする設計の遊泳星の場合はこの限りではありません。


{消え口} すべての星が一斉に吹き消すように消えるのも良いとされています。
       消え口の良い花火は鮮やかな余韻を残し、強烈な印象を与えてくれます。
       消え口が揃うとともに「どんな消え方をしたか?」でも印象は変わってきます。
       一斉に吹き消す様にふっと消える星や2段くらいでピカピカと消える場合など
       花火職人の個性による違いでさまざまな消え方が考えられます。

続く・・・。

      

         


       



投稿者 tuesday : 2006年08月02日


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