毎月1回、北区王子にある「育ち愛ほっと館」でギターをボランティアで教えていますが、今日(18日)はいつもの方がいらっしゃらないと聞いていましたので、10時から職員の方と音楽の話をしていました。少しして、後ろに背の高い青年が立っているのに気がつき、彼の顔をよく見るとどこかで出会った記憶・・・。そうです、中学3年生の時におばあちゃんと一緒にほっと館に来ていて、その時たまたま私がギターを弾いているのを見て、(おばあちゃん)「孫がギターを弾きたいと言っているのですが、ちょっと触らしてもらってもいいですか?」(私)「もちろん、構いませんよ。」と言って30分ぐらいだったでしょうか、少し教えてあげたN君でした。ずいぶん背が高くなっていたのでビックリしましたが、顔つきは変わっていなかったのですぐに思い出せました。北海道の学校に行ったというのは聞いていましたが、いまは春休みで東京に帰って来ていて、私が今日、「育ち愛ほっと館」に来ると聞いて、わざわざ会いに来てくれたそうです。
(私)「久しぶりだねー。ギター弾くようになったんだって、今でも続けてるの?」。(N君)「もちろん、やってますよ!」。(私)「じゃあ、ちょっと弾いてみてよ」。私のギターを持たせて、ちょっと弾いてもらいました。びっくり、びっくり、「好きこそ、ものの上手なり」とはまさにこのことを言うのでしょう。コードもちゃんと押さえられてるし、どんどん弾いてくれました。聞いてみると、ギターを3本持っていて、毎日弾いているとのこと。スリーフィンガーがちょっと苦手なようでしたので、少しコツを教えてあげました。この4月から高校3年生になりますが、卒業したら東京に戻ってくるそうなので、来年になったら一緒に演奏出来るかも知れません。3年前に偶然出会ったN君が、こんなにギターを弾くようになっていたのは、本当に嬉しかったです。
こういうことがあるので、音楽は止められませんね。本当に今日はよかったです。
投稿者 tuesday : 2007年03月18日 |