古賀政男から美空ひばりまで昭和歌謡の名曲を慰問演奏。音楽ボランティアグループ“おもひでチューズデー”


































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音楽レクリエーション活動の内容②

今日は何も自分のことは言いません。私がただのリーダーです。


さて、「大楠公」、「水師営の会見」、「広瀬中佐」と聞いてすぐに唄の題名だとお分かりになる方は、どれくらいいらっしゃいますか?事前にしゅくがわらのケアマネージャーkさんから18曲の希望曲を伺っていましたが、この3曲だけは私はまるで知らず、当然楽譜も手元にはありませんでした。近所の図書簡に行き、唱歌集のなかから楽譜を見つけたわけですが、結局お年寄りの方たちが小さい頃、今で言うと小学校低学年ぐらいなのでしょうか、学校で唄っていた曲だったのですね。当時の世相を考えると、当たり前のように唄わされて、今でも自然と懐かしく思い出されるのでしょう。音楽の力はすごいものだと、改めて感心いたしました。


ところで、この3曲は認知症が強いグループ(Bチーム)の中で演奏して一緒に唄ったのですが、結論から言うと、この回だけでそれ以降はリクエストもなく、みんなで唄うこともありませんでした。自立度の高いグループ(Aチーム)でももちろんですが、結局このような戦争を思い起させるような曲にはあまり良い思い出は持たれていないようですね。
反対に、唄うことによって気持ちが明るくなる曲、ちょっと人目を忍んで口ずさんでいた曲、小さい時には大人の前では歌えなかったであろう曲などが皆さんに喜ばれました。


歌手でいえば、藤山一郎と田端義夫の人気の高さにはびっくりしました。美空ひばりは聴くのはともかく、唄うとなるとちょっとむずかしいようで、あまり好まれませんでした。曲では古賀メロディーの他には「旅の夜風(愛染かつら)」「帰り船」「青い山脈」「リンゴの唄」「東京ラプソディー」といったところが人気で、いつも喜んで一緒に唄っていただきました。最終的にはこれらの曲は、自立度の高いグループ(Aチーム)ではすっかり唄えるようになってしまいましたので、当初から計画していた今年2月のおもひでチューズデーのステージで、「おもひでシスターズ」としてデビューしていただき、夢のコラボが実現できました。




投稿者 tuesday : 2006年04月25日


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コメント

バタヤンは幼少の頃、赤貧で満足な食事もしたことがなく、その結果栄養失調で目が悪くなってしまったそうですが、そのような状況から地道に活動し紅白歌手にまで上り詰めたという背景も多くの人から共鳴を持たれる所以の一つでは、と思うのですが。

とは言っても僕は例のギターを胸の高さで弾いている姿しか知らないのですが・・・

投稿者 なかしま: 2006年04月26日 05:14


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