古賀政男から美空ひばりまで昭和歌謡の名曲を慰問演奏。音楽ボランティアグループ“おもひでチューズデー”


































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iPodプロジェクト

「北米には1万8000もの老人ホームがあるけれど、パソコンやiPad、WiFiなどを備えているところはほとんどない。じゃあそういう老人ホームに最新鋭の電子機器を持ち込んだらどうなるだろう?」と考えたソーシャルワーカーが6年前Appleの協力を得てスタートさせたのがiPodプロジェクトです。


そうしたら結果は見事なほどで、自分の好きな曲150曲を入れたiPodを使ったお年寄りたちは、黙り込んでいた人たちは声を出して歌うようになり、いつも怒っていた人は静かに、自分の中へと引きこもっていた人たちは元気を取り戻しました。死者の世界に生が取り戻されていったようだったそうです。


脳の専門家の話として、われわれが10~16歳の時に聞いた音楽は、そのころのさまざまなできごと、例えば思春期や声変わり、初恋、親友といったことと強く紐づけられているそうです。そしてこれらの音楽は、脳の神経ネットワークの奥深くに埋め込まれているのだと。だから言葉を失ったお年寄りでも、歌うことはできるのだそうです。


僕達がやっている「おもチュー」のボランティア演奏ってそういうことだったんですね。だから僕達の演奏に合わせて歌ってくれているうちに、お年寄りがどんどん若返っていくように感じたんですね。



投稿者 tuesday : 2012年07月31日


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