古賀政男から美空ひばりまで昭和歌謡の名曲を慰問演奏。音楽ボランティアグループ“おもひでチューズデー”


































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高校三年生

今「高校三年生」のチューズデー風アレンジをやっている。そう、あの「赤い夕陽が~」という舟木一夫が歌って大ヒットしたあの曲である。この曲、発表されたのが昭和38年というから、自分たちが10歳くらいに流行っていたわけである。


ということは、いま私たちが老人ホームなどでお会いする人たちにとっては、40歳すぎに聴いた曲なわけで、最初リーダーから「この曲けっこう受けるよ」といわれた時には半信半疑だった。いつもは古賀政男やら田端義夫やら、せいぜい新しくて美空ひばりなわけだから、どう考えても新しすぎるのではないかと思ったわけ。


ところが、先日しゅくがわらのコンサートの後の利用者との交流会で、同じテーブルでご一緒した82歳と91歳の利用者の方に「知ってる?」と私が歌い始めたら、見事に唱和してくれたのだった。まあリーダーの言うとおりだったわけだが、同じ年代の曲でも、まったく歌えない曲もあるわけで、どうしたわけなのだろう。


実は、自分がこの曲を編曲していると、自分の学生時代、それも特に高校時代に限った事ではなく、小学校や中学校、そして大学時代と、それぞれの時代のできごとが浮かんでくる。「ああ、あんなことがあって、こんなことを感じてたなぁ」とか「あんなことに夢中になっていたなあ」とか。この曲のメロディには、そんなことを感じさせる力があるのかもしれない。それがあまたある曲の中で、この曲が覚えられている理由かもしれない。


お年寄りがこの曲を口ずさむ時、やはりその時代のことを思い出しているのだろうか。ちなみに、チューズデーでのこの曲の初演は、3/3半平でのコンサートの予定である。



投稿者 tuesday : 2007年02月25日


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