ちょっと前のニュースなのですが、朝日新聞にこんな記事が載りました。「政府の知的財産戦略本部は著作権法を改正し、他人の著作物を利用しやすくするために新規定の創設を検討する方針を固めた。」
これはグーグルに対抗した次世代のネット検索エンジンの開発などをしやすくしようとの狙いなのだそうですが、実はチューズデーにとっても活動に縛りをなくすおおきな動きなのです。というのも、現在の著作権法では家庭内など個人的に楽しむ以外は、たとえボランティアでお金をもらっていないにしても、楽曲を演奏すると著作権料をジャスラックに支払わなくてはならないのです。
もちろんチューズデーでも、これまで著作権料を支払って演奏をしてき・・・・たわけではありませんが、これはいわば法律違反。お年寄りに喜んでもらいたいという思いとはうらはら、肩身のせまい思いをして演奏をしてきたものです。
今後は「著作権者の利益を不当に冒さないこと」といった公正利用規定が導入される見込みで、そうなると商業性のないチューズデーの活動などは、著作権の支払いからは免除される可能性が高くなると思われます。
09年以降に改正の見込みだそうで、これでチューズデーの面々も、晴れてお天道様の下を大手を振って歩けるようになりそうです。
投稿者 tuesday : 2008年06月21日 |