先月23日に催された第5回還暦コンサート。私たちのすぐ上の年代から5歳上までの年代の先輩が還暦を迎えるたびに開かれてきたこのコンサートですが、すべての年代の方が還暦を迎えたということで、今年がFinalとなりました。私も3年連続でクラリネットで参加させてもらいました。
先週幹事の方からCDと写真データが送られてきたので、画像をスライドショウしながらCDを聴きました。当日の温かい雰囲気が思い出されました。お客様はフリーの方は皆無で、なんらかの形で団員とつながっている方ばかり。ですからたとえどのような演奏であっても拍手はいただけたでしょう。
でもそうであるにもかかわらず、団員の方々はなんとかいい演奏をしようと、学生時代もかくやと思われるような練習を積んできました。きっとそうした熱意が観客席にも通じるのでしょう。それはそれは盛大な拍手をいただきました。そしてそこに団員と客席とのなんとも温かいつながりを感じました。
アマチュアであってもセミプロ並に限りなく高みを求めていく団体もあります。それはそれで素晴らしいことだと思います。でもこうした草の根的に、なんとか音楽を生活の一部にしたいと思う人達をつなぎとめていける団体も大切な存在だなあ、と思った次第です。
投稿者 tuesday : 2011年11月03日 |