昨日はいわきの好間仮設住宅で演奏でした。
会場につくと早速セッティングにかかりましたが、椅子が30脚ほどしかないことがわかりました。メンバーだけで10脚は使いますから、とても足りません。一時は椅子席の前に座布団を並べて座ってもらおうかとも考えましたが、スタッフの誰かが仮設住宅の担当者にかけあい、外にあったベンチを4脚持ってきて、なんとか40ほどの席ができました。
ただ開演15分前になっても集まってきたのは15人ほど。おいおいと思っていたら、直前になって続々と集まりだして開演時には満席となりました。皆さんのんびりしているのかなと思っていたのですが、演奏会後、帰りのバスの中で知ったのは、今回「お茶っこ隊」として参加してくれた皆さんが、ぎりぎりまで各戸に声をかけて回ってくれていたということ。
僕らは演奏だけに関わっていて、会場が盛り上がって皆さんが喜んでくれればそれで大成功と思っていたのですが、そこへ結びつけるには、いわゆる「裏方」さんの努力があってのことなのだなあ、と感じた今回のいわき訪問でした。
投稿者 tuesday : 2012年10月14日 |