古賀政男から美空ひばりまで昭和歌謡の名曲を慰問演奏。音楽ボランティアグループ“おもひでチューズデー”


































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童謡、民謡、そして昭和歌謡への流れ(48) 野口雨情、東京に戻って一攫千金?


雨情さんは、樺太から横浜に船で帰ってきました。心は高鳴ります。横浜に着くや否や、雨情さんは東京の果物問屋に走ります。先にリンゴはその問屋に着いています。


「樺太からリンゴは着いとりますか?」
「着いてますけど」
「そりゃ、よかったでやんす」
「野口さん、それが・・・・」
「えっ、どうかしたでやんすか?」
「まあ、見てください」


雨情さんは、貨車に積まれたリンゴを見に行きました。貨車の扉を開けてみると、ありゃまあ、変な香り。貨車の中をよく見ると、なっ、なんと、リンゴがみんな腐っているではありませんか!


雨情さんが樺太で買ったリンゴは、落ちリンゴで、殆ど保存が効かないものであったのです。だから安かったのです。素人の雨情さんは、まんまと騙されたでありますな。野望が邪魔をしたのでありますな。大儲けを夢に見た雨情さん、泣くに泣けず、がっかりでありました。安物買いの銭失いとは、まさにこういうことを言うのでありますな。雨情さん、ホントにお気の毒であります。


雨情さん、この後、どのように生きていかれてのでありましょうか?次回以降をお楽しみに!



投稿者 tuesday : 2007年04月14日


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