古賀政男から美空ひばりまで昭和歌謡の名曲を慰問演奏。音楽ボランティアグループ“おもひでチューズデー”


































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昭和歌謡の始まりは昭和3年から・・・

さてさて、今回からいよいよもりちゃんの「聴いて懐かし『昭和歌謡』を語れば」の本題の始まり始まりでございます。


前回もご紹介しましたように、昭和2年に新生のレコード会社が設立され、昭和3年から新譜の曲が次々と発売されました。昭和歌謡の起源は、昭和3年なのであります。


昭和歌謡の第一号は、野口雨情作詞、中山晋平作曲の「波浮の港」であることをご存知の皆さんは少ないと思います。この曲は、昭和3年4月にビクターレコードから佐藤千夜子(ちやこ)が歌い発売されましたが、7月に藤原義江が吹き込んでから、全国に広まったようですな。なんと数ヶ月で10万枚が売れたといいますな。


当時に10万枚も売れたというのは、凄いですな。当時のレコードは、何種類かあって値段が違ったそうでありまして、当時大卒の初任給が60円程であった時代に、10インチの黒い盤は1枚1円50銭、赤盤や青盤は2円50銭、直輸入の原盤は4~5円もしたそうですな。


藤原義江のレコードは赤盤で2円50銭だったということですから、初任給の24分の1、現在ではいくらになるかと申しますと、現在の大卒の初任給は20万円くらいですから、8300円にもなりますな。蓄音機も普通の庶民の家にはなく、カフェーやダンスホールしかない頃に、ホントによく売れたものですなあ!


次回に続く。



投稿者 tuesday : 2006年03月12日


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