明けましておめでとうございます。
旧年中は、大変お世話になり、誠にありがとうございました。
訪問させていただいた老人ホーム、デイサービス、病院などのお年寄りの皆様、職員の皆様、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、年頭にあたり、もりちゃんの本年の抱負を述べさせていただきたいと思います。
昨年秋の金融危機から世界的な不景気に突入し、大変な時期を迎えつつあります。不況は、お年寄りだけでなく、失業者が増えて、若い人も含めて多くの人々を一層苦しめます。兎角にこの世は住みにくくなってきています。努力をしても報われない人々がますます増えます。多くの人々の心が荒(すさ)んでしまいます。人々の顔から笑みが消えてしまいます。
昨年亡くなった作曲家遠藤実が、こんな詩を残しています。
人の世に涙の川があり、
苦労の山もある
その川を渡るとき
その山を越えるとき
歌という友がいる
おもひでチューズデーの演奏により、もっともっと世の中の皆様に懐かしい昭和歌謡を唄っていただき、皆様の心を、世の中を明るくしていきたいと思っております。
若い時に流行っていた歌、好きだった歌、懐かしい歌を、演奏する楽器に合わせて、みんなで大きな声で唄う。悲しくても、辛くても、唄うことによって、気持ちが前向きになります。人間はお金や名誉や欲だけで生きているのではないのです。心の浄化と高揚が必要なのです。
今年も、おもひでチューズデーは、お呼びとあらば、馳せ参じます。昭和歌謡をみんなで唄って、元気になり、不況や冷たい世の中を吹き飛ばしましょう!もりちゃん個人も、昭和歌謡の蘊蓄や歴史を書いたり、語ったりするなどの活動を増やし、広く世のため人のために頑張りたいと思います。
お正月にあたり、歌謡の元祖、万葉集の一首を皆様にお贈りしたいと思います。
新(あらた)しき 年の初めの 初春の
今日降る雪の いや頻(し)け吉事(よごと)
大伴家持
本年が、皆様にとって良い年でありますように、お祈り申し上げます。
皆様、頑張りましょう!
正月元旦
追伸:昨年末に書いた「昭和歌謡80周年を振り返って」をご一読いただければ幸いです。
投稿者 tuesday : 2009年01月01日 |