♪閑話休題♪　東日本大震災１周年にあたって

いやぁ～、あの恐ろしい地震から1年が経ちました。死者1万5854人、行方不明者3155、今なお避難生活を強いられている人が34万人を超えています。遅々として進まぬ復興、被災地の人たちの苛立ちと焦り・・・。そこに復興庁の現場知らずの対応・・・。宮城県知事が「復興庁は査定庁か！」と怒っていますが、本当に国会議員と復興庁の無能さに、日本国民として落胆してしまいます。想像力や思い遣りの欠如した人間に公共の仕事を任せられないです。彼らには、現場を実際に見て、現地に生活している人の困っている実情を肌で感じることが必要だと思います。

さて、おもひでチューズデーは、来月１４日に、被災地の仮設住宅にボランティアに行くことになりました。これまで、物理的な労力を必要とするボランティアが優先されてきて、文化的ボランティアはあまり求められていなかったようですが、今、心を癒すボランティアが求められてきています。震災直後に、おもチューは、避難しておられる皆さんにボランティアさせてほしい旨、伝えてきたのですが、間に立っておられる方が、「昭和歌謡ですか？」という反応で、取り合ってもらえませんでした。

おもチューは、主にお年寄りへのボランティア活動をしており、現在、予約が１０月まで入っております。お年寄りたちは「昭和歌謡」を求めているのです。いや、お年寄りだけでなく、中年以上の方は「昭和歌謡」に親しめるのです。

最近、仮設住宅で、交流がなく、部屋に閉じこもって、一人寂しく生活されておられる方や、自殺される方が多いと聞きます。塞ぎがちな気持ちを、前向きにするには、大きな声で歌を唄って、憂さを晴らし、少しでも楽しいひと時を過ごしていただくことが、何よりも必要だと思います。ここで「昭和歌謡」は、威力を発揮すると思います。

遅ればせながら、おもチューは震災ボランティアを始めますが、スケジュールを遣り繰りして、どんどん震災ボランティア活動をしていきたいと思います。

投稿者 tuesday : 2012年03月11日