古賀政男から美空ひばりまで昭和歌謡の名曲を慰問演奏。音楽ボランティアグループ“おもひでチューズデー”


































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♪閑話休題♪ 謹賀新年 2013年:もりちゃんの抱負

あけましておめでとうございます。


もりちゃんでございます。旧年中は、大変お世話になりました。


年末のテレビを見ていると、結構「昭和歌謡」の番組がありましたなあ!曲は、残念ながら戦前の曲は殆どなくて、昭和30年代から昭和40年代のものでした。対象を50歳代後半から団塊世代に当てているようであります。80歳代や90歳代のお年寄りの好きな戦前の曲は、全然と言ってよいほどなかった・・・。テレビ局のディレクターの皆さんよ、もうちょっとお年寄りを楽しませること、喜ばせることを考えてほしいな。戦前の懐かしいメロディは、もう聴けなくなってしまうのかな?あと10数年もすると、もう完全に埋もれてしまうのだろうな・・・。おもチューは、戦前の曲のレパートリーを増やしていくべきと強くもりちゃんは思いました。東海林太郎の「赤城の子守唄」、淡谷のり子の「別れのブルース」、二村定一の「君恋し」、松平晃の「サーカスの唄」、徳山璉の「侍ニッポン」、田端義男の「別れ船」などであります。おじいちゃん、おばあちゃんが絶対に喜びますよ!!


年末のテレビでは、おもチューで、最近演奏している「東京のバスガール」「喜びも悲しみも幾年月」「月の法善寺横丁」「東京の灯をいつまでも」とかが取り上げられていました。おもチューの選曲は、間違いなかったと確信しました。昭和30年代から40年代にかけての曲で、これからおもチューでやりたい曲が見つかりました。たとえば、吉永小百合とマヒナスターズの「寒い朝」、北原謙二の「若いふたり」、ジェリー藤尾の「遠くへ行きたい」、岸洋子の「夜明けのうた」、水前寺清子の「いつでも君は」などであります。


さて、昨年を振り返るお話をしましょう。
昨年は、実に1年間が早かったという印象があります。おもチューの活動が23回と年間活動回数の最高記録となりました。いやはや、昨年は頑張りましたなあ!


もりちゃんは、おもチューのボランティアの他に、毎年年明けから4月ごろまで昭和歌謡の論文執筆をしています。いろいろ考えたり、資料を漁ったりで、執筆を含めた時間の確保が難しく、結構これは神経を使います。昨年の論文を入れて、3本仕上げています。『日本橋学研究』という論文集に、次の論文が掲載されています。


1.「昭和歌謡」成立の系譜と黎明期の展開
― 日本橋と『昭和歌謡』の関係についての一考察 ―
2.新民謡運動と鶯芸者による「昭和歌謡」の成立と発展
― 日本橋葭町等の芸者たちが遺した日本音楽上の意義 ―
3.日本橋高等女学校出身「天野喜久代」の活動の軌跡(上)
― 日本のモダン化における帝劇・浅草オペラ女優としての先駆的意義 ―


それから、昨年は、おもチューの活動が広がり、老人ホームやデイサービスだけではなく、福島の仮設住宅に3回も行きました。福島の皆様が不自由な暮らしをされているのを目の当たりにすると、何度も行かなくてはと思ってしまいます。また1月26日に4回目の訪問をする予定です。


もりちゃんは、平日はサラリーマンのおじさんをしており、昨年は部署が変わったため、仕事が忙しかったです。それもあってか、秋には体調を崩して、救急車で運ばれてしまったりしました。おもチューの活動を続けるには、健康第一でありますな。


さてさて、今年のもりちゃんの抱負ですが、今年も前半は昭和歌謡の論文は書きますが、後半は、今年こそ本を出版するために原稿を書き溜めようと思います。


おもチューの活動も、ステップアップを目指して、9月の自主コンサートが400名近く入るホールで行う予定ですし、10月には昭和歌謡劇を企画しています。お年寄りにとって楽しみなイベントをどんどんおもチューはやっていきたいのであります。


それと、今年こそは、ブログでの野口雨情さんの物語をどんどん書いていこうと思っております。啄木さんに代わって早く中山晋平さんを登場させなければいけませんね。乞うご期待であります。


どうか本年も、おもチューを、そしてもりちゃんをよろしくお願い申し上げます。




投稿者 tuesday : 2013年01月01日


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