古賀政男から美空ひばりまで昭和歌謡の名曲を慰問演奏。音楽ボランティアグループ“おもひでチューズデー”


































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終りなき世のめでたさを…

 ブログの書き込みがなかなか進まないyasukoですが、こんな私にもお正月はちゃんと来てくれました。
改めて…明けましておめでとうございます。今年はどんな年になるでしょうか…。王子のまちは15回目の「狐の行列」で賑わい、私はミュージカル創りの仲間や息子たちと、てんてこ舞いの働きをして新年を迎えました。狐のメイクで出会う人たちは、何故か初めてでも心を開き合い、お馴染みさんとは色々あった2007年を振り返って…。大掃除の仕上げをふいにしてまでも外で過ごす大晦日のひとときは、1年のしめくくりに相応しい内省の時を与えてくれます。来年はぜひ皆様もお越しくださいませ。寒くてもあったかい…でもやっぱり寒いけれどね。


 さて、「おもひでチューズデー」の活動は、私にとって『肩ひじ張らないボランティア(8年位前、ある会誌に、このタイトルで拙文を寄稿していたのですが)』の筆頭に位置する楽しい営みとして、他の分野での活力源ともなりました。何しろ事があれば前後の見境なく突っ込んでいく「一番槍のyasuko」と呆れられ、舅からは「お前が男だったらな~」と訳のわからないことを囁かれ、hassyからは長年にわたって、「僕は、生まれ変わったら君になりたいよ」と言われ続けている悪妻愚母の私です。省エネモードにしているつもりでも、気がついたらエンスト…なんてことになりかねない日常。今年こそはゆったりと構えて、怠け者に徹します…って、「違うだろ!」(*^O<*)。


 100歳を超えるお年寄りの皆さんと音楽を通じて触れ合い、地域の活動を通して子どもや若者たちと語り合い、子育て支援の場では同世代の協力を得て、生まれて間もない赤ちゃんとも接する幸せな私は、忙しいながらも、日々大きな人の輪(和)の中で学び、遊び、尽し尽され、成長しています。自分が生きている今という時を、子どもたちが受け取って次の時代へ運び、活かしてくれる…この繰返しを「不老長寿」というのだと、ものの本で読んで以来、私は死ぬことが怖くなくなり、年を重ねることが楽しくなりました。私が生きる、私に与えられ任されている数十年は、大きな時代の流れの中のひと区切り。何かを残すとか残さぬとかではなく、私の精一杯をただただ一心に生きればいいのだと。そのときに、私と触れ合う誰かに、何か伝わるものがあれば、その人が伝える人になって次を生きてくれる…「命のバトン」という舞台作品がありましたが、そんな内容だったかと記憶しています。


 そして2008年。家族であれ他人であれ、自国の人であれ他国の人であれ、相手と分かち合って生きるかけがえのない短い人生を、日々かみしめながら歩こうと思います。年の初めに、「終りなき世」は、本当は私たち庶民の日々の積み重ねのことだと思いたいですね。そこにあなたがいて、私がいて…めでたし、めでたし。


 



投稿者 tuesday : 2008年01月02日


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