古賀政男から美空ひばりまで昭和歌謡の名曲を慰問演奏。音楽ボランティアグループ“おもひでチューズデー”


































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心地よい…でもちょっぴりほろ苦い疲れ

3年がかりの大仕事(狐のミュージカル創り)がひとまず終りました。「創りたいですね」と呼びかけに応えてから5年、「そろそろ始めましょう!」と核になる会をつくってから3年。一昨年の9月に実行委員会を立ち上げ、昨年3月に結団式、4月からレッスン開始。…誰にも教えてもらわず1から手探りで歩いてきた実行委員会の紆余曲折は、それだけでミュージカルの大作ができる位のドラマの連続で、振り返るだけでもかなりのエネルギーが必要です。


 芸術家やプロデューサーという人たちは、いつもこういうお仕事を繰り返しているのだ…と、「初めて」に遭遇する毎に感心するやら感謝するやら感動するやら。心を遣い、感情を動かし、精神を問われる日々に、3歳から79歳までの130名が集い、それぞれのドラマを展開し、絡み合いながら成長しました。子どもたちや高齢の方たちの晴れやかな笑顔を見るにつけ、こういう大切なお仕事に、もっと公的なお金が掛けられるべきだと、実体験させてもらった日々でもあります。


 このプロジェクトに、(トシだけはとっていても)未熟ながら事務局として関らせていただいた私は、数々の楽しい・愛しい・嬉しい思い出と共に、口角泡を飛ばして議論し、批判し、後悔しながら落ち込み、何回もの危機をある時はみんなで、ある時は孤独のうちに乗り越えるという貴重な経験をして、今、心地よい…でもちょっぴりほろ苦い疲れに包まれながら荷物や情報の整理をしているところです。チューズデーの皆さんにも心からの応援をいただき、たくさんご迷惑をおかけしました。1ヶ月も前に前売りチケット完売という予想しない事態に、皆さんをお招きすることも叶わず…。ごめんなさい、そして、ありがとう!


 音楽って、舞台って、ホントに素敵!「歌うことは理解し合うこと」…作曲・音楽監督をお願いした安藤由布樹さんに紹介していただいたドイツの諺です。昭和歌謡を歌う楽しい場づくりもここに通じる…と心に刻む日々。たくさんのおもひでと共に、「チューズデーな生き方」に支えられて、これからも歩いて行けそうな私。人を恨んだり、憎んだりすることなく、「気にすることなく」、、願わくは、そこにあなたがいて私がいて…平和が続いてほしい、明日もあさっても、永遠に。


 
 



投稿者 tuesday : 2008年05月04日


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