ついこの間新年が明けたと思ったら、早や2月。様々な事柄をリニューアルしながら、少しも変らない家の中を眺めて、今年もため息をついている yasukoです。
先日来観ている芝居が「生きる」こと「死ぬ」ことをテーマにした作品で…たまたまそのように重なったのでしょうが、この新しい10年の始まりの時に「死に方」を考えなくては…と思うに至りました。(今年になってから、「わが町」「金閣寺」「ロクな死にかた」を観たものですから)。
いつも訪ねて演奏している老人施設の皆さんの様子、既に見送った親族の晩年、劇や映画で観て印象に残っている最期の過ごし方を思い出し、ふいに訪れるかもしれない「死」をどのようにしたいのか…、いえ、自分ではどう「する」こともできないのだとは分かっているのですが??
私は、やはり誰にも気づかれないようにスッと居なくなるのが理想なのですが、そうもいかないでしょうね。じたばたして、周りに大迷惑をかけて、大騒ぎして死ぬのかな~。親しい人たちに囲まれて、音楽や詩やダンスや芝居や語りや絵や… ART にまみれて天寿が全うできたら幸せの極み。
お墓には入らず、骨粉になって空中に吹き飛びたい。海の水に溶けるのもいいかな~。
まあ、そんなことを思いながら次の10年の入り口に立って、さあこの10年で、どこまで何を進められるかしらなんて、欲張りなことを考えている私。若い人たちと活動していればこその、バトンを渡しながらの不老長寿なのです。今日は少々シンキクサイ話でした(>*)。
投稿者 tuesday : 2011年02月08日 |