古賀政男から美空ひばりまで昭和歌謡の名曲を慰問演奏。音楽ボランティアグループ“おもひでチューズデー”


































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「東北の心に触れて」その2

午後2:00。大型テント2張りに様々な食べ物が並び、全員が一列に並んで最初のご挨拶。「皆さんに笑顔で過ごしてもらえるひとときを作りたくて、自分たちも楽しみながらがんばりました、どうぞ一緒に楽しんでください」。いつの間にか大きく成長した、我が子のような若者たちの姿に、思わず目が細くなります。

 初めは恐るおそる…でも、一言ずつ声を掛け合ううち、お互いに少しずつ打ち解けてきました。人懐っこい小学生の兄妹がお兄さんたちにまとわりついて来たり、太鼓に合わせて盆踊りが始まったり、慣れないお餅つきにお年寄りたちの助っ人が表れたり…交流はあっという間に場を和ませます。目と目で合図しながら、見よう見まねのデタラメ振付で踊るうち、みんな大笑いして「いいのよいいのよ、これでいこうよ」と…。笑いながら踊りながら、やはりここでも泣いてしまいました。


 「おいしいよ」「ありがとうね」、、「東北の者は口下手で、うまい礼の言葉も言えねえもんで」と、、、そんな、お礼なんか言わなくても。ただ少しの間だけでも、悲しいことを忘れて笑ってもらえたらいいなと思っているだけなのに、、。

 やさしい、あったかい人たち。不自由な暮らしをされているのに、私たちのことばかり気遣って下さり、「疲れないかい?」「お腹空いたろう?」と、バナナやおせんべいを差し入れて下さったりして、みんなすっかり癒されています。「逆なんだけど??」
 何だか遠い昔に置き忘れてきたものに、再び出会えたような気持ち。


 片づけを済ませてから、校庭の隅の宿泊テントに戻り、今度は参加者同士の交流。仕事を辞めた人、離婚したばかりの人、彼女募集中の人、幸せいっぱいのカップルもいて、「若い人はいいね~」なんて。この度の彼らの行動力・結束力・勇気には本当にびっくり!「未来はありますね~」と、60間近の約2名は、まるでお父さんとお母さんみたいな目線になっていました。           再びつづく



投稿者 tuesday : 2011年05月09日


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