古賀政男から美空ひばりまで昭和歌謡の名曲を慰問演奏。音楽ボランティアグループ“おもひでチューズデー”


































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叱られて…

 先週、我が家に珍客来泊の事件(?)がありました。4人+1の子育て(?)が峠を越え、次男も引っ越してすっかり「空の巣」と化した家に、何と中3のオトコの子が…。この子は4~5年前に「チューズデー」ゆかりの「ほっと館」で知り合って、子ども放送局や甘楽の畑の活動を共にしてきた一人…といっても、当時から友だちの輪に入りそびれてブーたれては、我々(当時の)スタッフになだめられたり叱られたりの「気がかりな」、でもホットケナイ、ショーモナイ、カワイイヤツでした。


 オトコの子って、ほんと、思春期が面倒。チューズデーの面々はどうやって切り抜けてきたのか、お母上たちのご苦労や如何に…。そしてその時、父上は??と、自分のことやら親のことやら周りの人々のことやら考えているヒマもなく、その子Rは、家族中から「叱られて」、「出て行け」と言われて「家出して」、行くとこ無くて拾われて(?)、家に来て夜明かしすることになったのでした。
 聴いて、聴いて、話して聴いて…。その直後に企画した講演会の講師が、お話の中で「聴く」という字は「聴す(ゆるす)」とも読むと話され、納得しました。対話とは互いに聴し合うことなり。


 家族の中でストレスを溜め込んで、行き場のないエネルギーを持て余している子ども・大人・お年寄り、いるでしょ、どこにでも。その真ん中で母親はあちこちに気を配り、気を遣い、疲れ果てて最後は悪者に…なんてことも、よくあるハナシ。ほんとに因果なショーバイだと思いながら、今や「よそんちの」お子を世話する幸せな境遇にいる私です。


 心の中の「ホントの気持ち」を、ちょっと聞いてくれる人がいるだけで、又日常に帰って頑張れるのだったら、いつでも受け止めますよ~と看板を張る「まちのおばさん」を続けようと思います。私も実は幼い頃、そういう人たちのまなざしの中で育ててもらったのですから。

 



投稿者 tuesday : 2006年04月27日


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