古賀政男から美空ひばりまで昭和歌謡の名曲を慰問演奏。音楽ボランティアグループ“おもひでチューズデー”


































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2/19(土):「しゅくがわら」からのメッセージ

昨日は、訪問19回目となる川崎市の特別養護老人ホーム「しゅくがわら」に行って参りました。音出し練習をしていると、利用者の皆さまが、いつものように、車いすで続々と会場に入って来られ、「お久しぶり!」「よく来てくれたわね」「待ってたのよ」「ありがとうね」と言葉とおじぎと眼での挨拶が交わされ、コンサート本番に向けて盛り上がってきます。


利用者の皆さんが、40名くらいお揃いになり、それとコンサートの後で開かれる「ボランティア交流会」に参加されるこの施設に日頃からボランティアに来られている方々も聴いてくださることになり、会場はいっぱいになりました。


一曲目の「影を慕いて」から、大合唱です!特別養護老人ホームで、こんなに皆さん大声で元気に歌うところは日本中どこを探してもないと思うくらい、大熱唱で、最後の「青い山脈」まで13作曲を歌いきっても、まだ歌い足りない方もいらっしゃったくらいです。「みんな知っている曲ばかりだったわ!」「大きな声で歌えたわ!」と満足そうにおっしゃる利用者の皆さんの声。


コンサート終了後の「ボランティア交流会」では、ボランティアに来られている方々からも、「おもひでチューズデーは今度いつ来るの?来る時を教えてよ。また、一緒に歌いたいよ」とおっしゃる方もおられ、たのしく交流・歓談をさせていただきました。


さて、利用者の92歳のおばあちゃん「みつ子さん」から、手紙をいただきましたので、ここで披露させていただきます。このようなお手紙をいただくと、ボランティア活動を超えた人と人との心と心の交流ができて、我々メンバーも元気と励みをいただき、人間としての喜びを感じます。ありがたいことです。人間の幸せってこういうところにあるのではないでしょうか?みつ子さん、ありがとうございます。次回、訪問させていただくまで、楽しみに「お肌をみがいて」待っててくださいね!


<  おもひでチューズデーの皆さま
 いつもたのしいタノシイ楽しいコンサートありがとうございます。
 あの猛暑も何とかふんばってやり過ごしヤレヤレと涼風に
 喜んだのも束の間、この冬の寒いことさむいことサムイコト!
 固まってしまいました。
 鬼は外!!と冬を追い払い、ヤレヤレとまた思ってましたら、
 雪が積もりました。
 92歳の老婆にはつらい年でした。
 「憎まれっ子世にはばかる」との諺の見本みたいに何故か
 アチラからのお呼び出しの声がかからず、しゅくがわらの
 一番の悪婆と、ワーカーさん、その他の方の声なんか
 全く気に掛けず?!図々しく生きています。だから、
 又お目にかかれます。
 ガンバッテ、お肌みがいています。胸もおどっておりますが、
 手がしびれて、ふるえてペンもおどってます。お許しください。    
      しゅくがわら みつ子     >



投稿者 tuesday : 2011年02月20日


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