古賀政男から美空ひばりまで昭和歌謡の名曲を慰問演奏。音楽ボランティアグループ“おもひでチューズデー”


































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5/3:三重県津市「昭和歌謡コンサート」親孝行で大成功!

もりちゃんの高校時代の同級生たちの発案により、5月3日に三重県津市で同級生のご両親とその親戚・知人の皆様にお集まりいただき、おもひでチューズデーの「昭和歌謡コンサート」を開催いたしました。


もりちゃんとその同級生(清水さん、鈴木さん、池辺さん)は、東京でサラリーマンをしておりまして、お正月やお盆に故郷三重県に帰って親孝行をしようとしても、親と一緒に外食に出かけるくらいで、本当に親を喜ばせる本当の親孝行ができないという悩みを持っていました。


昨年の12月に、もりちゃんが、老人ホームやデイサービスなどを訪問して音楽ボランティアをしているという話をしたら、同級生の一人(鈴木さん=通称「克っちゃん」)が「それ、親孝行になるんとちがうかな?うちの親父は古賀メロディーが大好きやでー!おもチューに津へ来てもらおう!この企画は最高かもしれへん、やってみようや」と言い出したのです。


もりちゃんも、東京、千葉、埼玉、神奈川で、これまでに60回・35か所でボランティア活動を行ってきて、多くのお年寄りに喜んでいただいてきましたが、肝心の自分の両親におもチューの演奏を聴かせたかったのです。しかし、三重まで行くのも、高齢の両親(父87歳、母86歳)に東京まで来てもらうのも難しく、複雑な思いでいました。


それで、この同級生たちと2~3回打ち合せを行い、「やってみよう!」ということになり、おもチューのメンバーも快く引き受けてくれて、実現したのであります。


今回、おもチューにとっては、はじめての演奏旅行になりました。9時過ぎの新幹線に乗って、名古屋で近鉄に乗り換え、三重県津市まで3時間。お昼過ぎに現地会場に到着。1時40分から開演。1時頃からもりちゃんの両親、叔父さん叔母さん、それに同級生のご両親、そのご友人やご近所の皆さん、当初は25名くらいの参加と思っていたのですが、鈴木の克っちゃんのおかあさんにお声がけいただいたこともあって、集まるは集まるはで、33名も集まりました。克っちゃんのおかあさん、本当にありがとうございました。


オードブル式の食事も用意して、結婚披露宴のような、ディナーショーのような、フォーマルな感じの昭和歌謡コンサートで、プログラムは、次のとおりでありまして、19曲も演奏しました。

 

13:40 開演・ご挨拶  

13:45 おもひでチューズデー 演奏開始(戦前編)

     

1.影を慕いて      

2.酒は涙か溜息か      

3.東京ラプソディー     

4.旅の夜風     

5.支那の夜     

6.湖畔の宿      

7.夜来香

 

14:25 ご休憩・ご歓談・お食事  

14:35 おもひでチューズデー メンバー紹介 演奏開始(戦後編)

     

1.かえり船      

2.湯の町エレジー      

3.水色のワルツ      

4.有楽町で逢いましょう      

5.王将      

6.いつでも夢を      

7.高校三年生      

8.悲しい酒      

9.小樽のひとよ

10. いのちの歌

11. 千の風になって      

12.アンコール 青い山脈

 

15:25 演奏終了・ご歓談  

15:55 閉幕のご挨拶  

16:00 閉場


名古屋に住んでいる同級生(黒宮さん)も駆けつけてくれました。彼のご両親は、ご病気だということで残念ながら参加できなかったのですが、彼が新聞社にこのような催しがあることを連絡してくれた御蔭で、5月4日の中日新聞の三重版に、おもひでチューズデーが演奏している写真入りで記事が載りました。おもチューにとっては、マスコミ初デビューとなりました!


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「女学校時代を思い出したわ!」

「懐かしい歌ばかりで、楽しかった!」

「こんな立派な会をしてもらって、うれしいわ」

「あんたら、東京でええことしてるんやなあ」

「おもひでチューズデーの人たちや同級生の人たちも、ええ人ばかりやな」


お集りいただいた皆さんから、感謝、感動のお言葉を数々いただきました。あっという間の2時間半でした。昭和歌謡によって、このような親孝行の会を催すことができました。お年寄りは、若い青春時代を思い出すと嬉しいのかもしれません。単に当時の話を聞かせてくれと言っても、子供にはなかなかしゃっべてくれません。それに、日常の生活では、あまり思い出すこともないのかもしれません。懐かしい昭和の名曲が、それを可能にして、幸福にしてくれるのです。昭和歌謡には、その力があるのです。それをもりちゃんは実感しました。


帰りの新幹線の中で、おもチューのメンバーがこんな話をしてくれました。

「もりちゃん、昭和歌謡の曲だけでは、そんなに思い出が甦るとは思わないよ。もりちゃんのウンチクがあるから、それがきっかけになって鮮明に思い出が甦るのだよ」


もりちゃんは、本当にいいメンバーに恵まれているなあ、と思いました。おもチューのメンバー、ありがとう!。そして、このような機会を与えてくれた同級生の皆さんも、ありがとう!ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!ただただ、感謝、感謝、感謝であります!



投稿者 tuesday : 2009年05月05日


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