最近の「しゅくがわら」では大きな1階のホールで演奏していますので、利用者の方たちは始まる前に順番に2階、3階から車椅子で降りて来られます。いつも大体40人ぐらいの方たちが見に来てくれますので、演奏が終わってから、またお部屋に戻られる時はエレベーターに一度では乗れません。当然、最後のほうの方は15分ぐらいホールで待っていることになりますので、いつもその間、BGM代わりに全員の前では演奏しなかった曲を何曲かやっていました。この前は最後に3階のM子さん(88歳)が一人車椅子で残られたので、特別サービスで「小樽の人よ」を演奏して唄いました。「私だけのために、本当にありがとうございます。」と言われ、大変喜んでいただきました。
そうしたら、昨日、私宛にわざわざその時のお礼のお手紙をいただきました。便箋7枚に、4年前に我々が初めて「しゅくがわら」に行った時は「うつ病」でとても悩んでいたことから始まって、今は生の音楽(おもひでチューズデーのことです)に接することが出来て大変楽しみにしていることなど、びっしり書いてありました。もともとM子さんはいろいろなジャンルの音楽が好きでしたので、我々が少しでもお役に立つことが出来たのであれば、大変嬉しいことです。(とにかく、利用者の方から直接お手紙をいただいたのは初めてでしたので、驚きました。)お手紙の最後に(次回の)「10月が今から待ち遠しいです。暑くなります。ご自愛なさって下さい。バーバラ婆さんもふんばります。」と書いてありました。
「しゅくがわら」からは本当にいろいろなことを教えられます。「もちろん、おもひでチューズデーも頑張りますよ!」
投稿者 tuesday : 2007年07月22日 |