大正琴は思いのほか、大好評！

短信にもあるように、１年ぶりの”北砂”はおかげ様で大変喜んでいただきました。今回は”大正琴姫あさき”改め「Asaki」（練習生）が初出演のため、会場で本番の準備に大正琴をセッティングしていると、前列の皆さんから予期せず、「大正琴～じゃない？・・・」「わー、懐かしいわね～！」との声。 hassy もその声に応えて「今日は久しぶりだから、初めて大正琴を連れて来ましたよ！」と返事をして、「これは、いい雰囲気で始められそうだ」と安心しました。

昨年から大正琴を始めた Asaki ですが、本番直前まで「高原列車は行くよ」「かえり船」など不安な曲を控え室で練習していました。何せ、我々は本番当日しか全員での練習はしないので、新しい曲が入ると Asaki も必死です。結構、大正琴は音量もあるので、間違えるとすぐに分りますから。

それでも、１時間２０分間の演奏を何とか終了した時、客席から一人のおばあちゃんが Asaki のところに一直線に歩いて来られました。短信にももりちゃんが書いていますが、あとで聞けば、この方は今日初めて北砂デイサービスに来た人で、以前弾いたことのある「大正琴」の音を予想外に聴くことが出来て、非常に感激したとのこと。本当に本当に良かったと、大変喜んでいただきました。

音楽ボランティアをしていると、演奏が終わった後に必ずこのような話をいただきます。人それぞれさまざまな人生を歩んで来られていると思いますが、「昭和歌謡」を通じていろいろな方とお話できるのも、一つの楽しみです。これがあるから、ボランティア後の反省会（自己満足会？）が長くなるのです～・・・。

投稿者 tuesday : 2010年03月22日