老人ホームなどで演奏を行っているこのおもひでチューズデー。ジャンル的には「福祉活動」ということになるのだろうけれど、そもそものチューズデーへの想いはメンバー各人でかなり違いがあります。
Yasukoさんは以前から福祉活動に積極的に関わっていて、このチューズデーの活動を福祉分野で拡げていこうという原動力ともなっています。Morichanは福祉と言うよりは、昭和歌謡を演奏したいという、それはそれは30年来の強い想いで動機となっています。僕はというと、もともとどちらの方向にもそうした強い思い入れがあったわけではなく、まさに「なんとなく皆で演奏する場が持てれば楽しいかもね」ぐらいの気持ちで参加しました。リーダーは持ち前の面倒見のよさから、しかたなくチューズデーを「立ち上げてしまった」という感じ。
ところが想いはバラバラでも、一度こうしたグループ活動が動き出し、地味ながらも何年か継続していくと、面白いもので、色々な人や物事がそこに向かって収斂してくるのですね。何気なく他人にこのグループのことを話したことがきっかけとなって、あらたな演奏の場が生まれたり、新たなメンバーが加わったり。始めた当初からは想像も出来ないくらい、大きな渦ができつつあります。それにともなって、僕も含めたメンバーそれぞれが「福祉活動」というものに一家言持つようになってきました。
よく「事なかれ主義」なんて言葉が使われますが、反対の「事を起こし主義」でいくと次々と面白いことが生まれてきます。始める前は考えてもいなかった大きさにまで、活動に広さや深さができてきます。仲間を募りまずはコトを起こしてみる事、それはとっても必要なことですね。
このチューズデーも去年までを第1期とすれば、今年からは第2期。今できつつある渦をもっと大きなものにしていきたいと考えています。活動の場もどんどん広がっていくことでしょう。そこでまたどんな出会いがあるのか、とても楽しみです。
投稿者 tuesday : 2007年01月28日 |