古賀政男から美空ひばりまで昭和歌謡の名曲を慰問演奏。音楽ボランティアグループ“おもひでチューズデー”


































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童謡、民謡、そして昭和歌謡への流れ(55) 雨情さんと乃木大将、もりちゃんと鶴岡雅義

もりちゃんの想像で再現しましたが、雨情さんは話したいことを乃木大将に充分話せたのでしょうか?もりちゃんが、あこがれの人、鶴岡雅義さんに会った時は、思うことが話せなかったですな。中学生のときから、鶴岡さんにあこがれてギターを弾いていること、おもひでチューズデーで、レキントギターを弾いて、老人ホームへボランティアをしていることを話すので精一杯でした。


「老人ホームでは、どんな曲を演奏するの?」
「古賀メロディです」
「ほう、そうですか」
「お年寄りに、すごく喜ばれます」
「古賀メロディを演奏する人が少ないので、頑張ってください」


鶴岡さんは、九十歳を過ぎられたお母様が入っておられる老人ホームを慰問され、古賀メロディを鶴岡さんのレキントギターで演奏し、三条正人さんと浜名ヒロシさんが歌ったことがあるとお聞きしました。鶴岡さんは、もともとは2004年の新潟県中越地震で被害が大きかった新潟県小千谷市出身で、戦前にお父様が満鉄に入社されたことから一家で満州の鉄嶺に渡って終戦(当時12歳)まで住んでおられ、ソ連軍が攻めて来る大混乱の中、引き揚げてこられたとのことです。お母様は小さなお子様を連れて、さぞやご苦労をされたことと思います。鶴岡さんは、引揚船で船員が古賀メロディ「サーカスの唄」(作詞:西条八十、作曲:古賀政男、唄:松平晃、コロムビアレコード、昭和8年4月発売)をギターで弾いていたのに魅せられて、ギターを習い始め、高校生(県立浦和高校)の時にはクラシックギターの名手であった阿部保夫に師事し、高校卒業後、東京の古賀ギター学院に通って、クラシックギター奏者を目指していたのであります。彼は、古賀ギター学院の第一期生で首席で卒業しておられます。


鶴岡雅義と東京ロマンチカは、ムード歌謡コーラスグループの中でも、鶴岡さんが古賀政男の弟子であるということから、ムード歌謡だけでなく、古賀メロディも演奏できることから、結構お年寄りのファンがおられるようですな。コンサートでも高齢の方が沢山来られてます。普通のギターよりもレキントギターで弾く古賀メロディが、心に快くかつじ~んと響くんだそうです。僕たちおもひでチューズデーの演奏する古賀メロディでも、お年寄りにすごく満足していただけて、「20歳若返った!」と言って下さるおばあちゃんもいらっしゃいますが、鶴岡雅義と東京ロマンチカの演奏と歌には、かないませんですな。



投稿者 tuesday : 2007年05月05日


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