古賀政男から美空ひばりまで昭和歌謡の名曲を慰問演奏。音楽ボランティアグループ“おもひでチューズデー”


































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いつの間にか秋…

 何だか、夢から醒めたかのように、浦島たろ子のように、時の移り変わりを急激に感じる今日この頃の私です。それというのも、他ならぬ愚息(愚母の元に生まれたというだけですが)の面々が夫々に旅立ちの時を迎えて、気がつけばネコと共に取り残されている有様だから。


 小さな子どもたちや、その母たちと接することの出来る活動の場を得て、日々目の回る忙しさにも拘らず、人生の秋を迎えたことは明白で、明日を夢見る…ということも、今までとは違う意味合いが含まれてきました。如何に死すべきか…を、真剣に考えるようになったという訳です。昭和歌謡の演奏で出会うお年寄りの皆さんから教えていただくことも、たくさんあります。


 そして今年、北区で7回目を数える「北とぴあ演劇祭」の脚本ワ-クショップは「別れ」がタイトル。初めてチャレンジした10分ものの脚本創りで、私は「会うは別れの、別れは会うの…」というお話を書きました。そのココロは、「ステキなはじまり」。
 「壊さなければ創れない」…とは、よく言われることですが、「創るために壊しては?」という提案は、なかなか口に出せないものです。そこを敢えて乗り越えて、幸せな別れというものを考えたのです。


 子どもたちとの別れ、仕事との別れ、モノや妄念(?)との別れが、新しい明日を運んでくるかもしれない。怖がらなくていいんだよ…と優しく示すお話と詞に、フラの曲が付きました。いつの間にか秋だけど、青い空と海が似合う作品にしてみたいと、私の心は夏模様…。まだまだ答えは出ないけれど、人生は深いな-と、しみじみ思う夜更けです。



投稿者 tuesday : 2007年08月20日


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